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仕事が終わり「さぁ帰ろうか…」と思った時、「俺らはまだまだ仕事があって帰れないのに」という声が頭の中に響くのではないでしょうか?
実際は誰もそんなこと口にはしていない(言ってくる人もいますが…)のに、なぜか帰りにくい職場ってありますよね。
個人的には残業を良しとしている様な会社は、将来性、そして、自分の成長(社会で生き抜く力)も期待できないと思います。
ただ「今すぐ転職だ」というのも入社して間もない人や、貯蓄が心もとない人には現実的な話ではないと思います。
しかし、(コロナの影響もありますが)今のご時世、副業が当たり前の時代になってきているのは事実で、会社だけに頼るのは少し心もとなくなっています。
だからこそ、自己研鑽や副業に時間を作りたい人にとって、会社で無駄に過ごす時間はなるべく減らしたいと考えていると思います。
そこで、このページでは、帰ることが出来るのに帰れない環境下で働いている人へ、帰るための作戦、考えをお伝えします。
目次
仕方がない用事があることを伝える
自分の仕事が終わっているのに帰りづらい環境であるならば、簡単な嘘をつくことが手っ取り早いです。
例えば「親が田舎から出てきている」「子どもを迎えに行く」など“やむ得ず帰宅しなければならない事情がある”ことを予め伝えることです。
昼休みなどの休憩時間などの他愛ない会話で話しておくのが自然で良いと思います。
「もう帰るんですか?」なんて言われた時も「子どもを迎えに行かなければならい」と言えば、ほとんどの人はそれ以上の追及はしてこないと思います。
嘘の付くのも1つの作戦だが、リスクもある
嘘を付くのはあまり褒められたことではありませんが、残業をする必要がなければ、わざわざ残業をする必要は本来ないのも事実です。
嘘を付くことに対して心が少し痛むかもしれませんが、「自分の時間を確保するため」と割り切ってそれっぽい嘘を考えておきましょう。
ただし、バレた時は自分の立場を危うくするリスクもあるため、真っすぐ帰宅することをお勧めします。
正式な要請がなければ残業はしなくてOK?
意外と思われるかもしれませんが、実は残業にも法的なルールがあります。
基本的に会社からの正式な残業命令がなければ、定時になったら帰宅しても問題はありません。
そう考えると会社からの命令に反していないので「気まずい」という気持ちは少し和らぐのではないでしょうか。
また、会社員となる人は就業規則が書かれた資料は予めもらっておくべきです。
会社によって違う部分がありますが、基本は法律に則って作られているはずですが、違反している場合もありますし、実際に働くと事実と異なることも0ではありません。
そういった事から自信を守るために終業規則や自分が働いた時間の記録はしっかりと取っておくことをお勧めします。
本業の進捗に問題なければ自分の目標を優先

FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
本業の仕事の進捗に問題がなければ、あなたが人生で大切にしていることや、目標としていることを優先すべきです。
例えば「資格の勉強」「将来のための副業」など、将来のためにやりたいこと。
他にも「1日1日、体をしっかり休めたい(心の整理したい)」といったことでも優先すべきだと思います。
「そうは言っても余裕があるんだったら少しでも手伝わないと…」と考えている人は少しリスキーな考え方をしていると思います。
助け合いというのは美しいものですが、仕事において中途半端な手伝いは、リスクのある選択ですので、知っておいた方が良いでしょう。
※中途半端に手伝うことがリスクになる理由は下記の「手伝うことでリスクが発生することを理解しておく」にまとめてます。
しかし、中途半端と理解しつつも、帰りたい気持ちを抑えて手伝ってしまう人もいると思います。
そういった人は、これから説明することを意識して暫く行動すれば何も気にせず帰ることが出来るようになると思います。
終わったら帰るクセを付ける
仕事が終わっても帰れない人は、帰らないクセを付けてしまっていると思います。
だから、その逆(帰るクセ)を身に着けることです。
繰り返しになりますが、本来であれば残業は喜ばれる行為ではありません。
そのことも念頭におき、自分の仕事が終わったら帰る日を少しずつ増やしていきましょう。
「この後は自分の時間だから、余程の緊急事態でなければ残業はしない」と自分に言い聞かせることも有効だと思います。
自分の目標や大切なことを軽視してくる人とは距離を置く
同僚の中には「会社仕事さえしておけば大丈夫」と考えている人もいると思います。
そういった人は、あなたの目標や大切なことを軽視して、手伝わせようとしてきます。
例えば、睡眠時間の例で言うと「大丈夫、俺はその時間起きてるけど何ともなんないから、お前も大丈夫。だから、一緒に残業よろしく」というような、自分都合の考え方しかしない人です。
安請け合いをしてしまうと、ずっと手伝わされることになり、あなたの時間が奪われていることになってしまいます。
無給で働かせられるほど、無意味な仕事はありません。
将来のことを考えても大きな損失と言えるでしょう。
手伝うことでリスクが発生することを理解しておく
あなたの中では“帰りたい気持ち”と“手伝った方が良いのではないかという気持ち”が葛藤していると思います。
それは「手伝うことは良い行為である」という認識を持っているから出てくる悩みです。
しかし、仕事を手伝うことが必ずしも良いとは限らないことを知っておきましょう。
他人の仕事を手伝うと逆に怒られる場合がある
「他人の仕事を手伝う」というのは、一見すれば喜ばれると思えますが、実はそうではない場合もあります。
それは、「手伝ったのに怒られる」という不思議な現象。
例えば「仕事を手伝ったがミス(もしくは余計なこと)をして返って面倒なことになった」という場合です。
手伝う相手はあなたの「手伝います」の一言に一瞬救われれるかもしれませんが、余計な事をしてしまったら、その気持ちは逆に敵意になってしまいます(または「手伝ってくれたから文句を言えない」という、相手にモヤモヤした気持ちを与えることになります)。
つまり、他人の仕事を手伝うということは以下のリスクの違いがあることを認識しておきましょう。
・「自分で手伝う」=「自分の責任」
・「会社の命令」=「会社の責任」
もし、仕事を手伝わされそうになったら「手伝うとミスすると思うからごめんね」というように手伝わせるリスクがあることをやんわりと伝えておきましょう。
早く帰ると余計に仕事を振られる心配
「早く仕事を終わらせて帰ると逆に仕事を振られるかも」と心配になることもあります。
その心配は間違っていません。
しかし、自分の仕事量を計算し無理(残業)をしなければならない状況であれば、自分ではなく他の人にやってもらう様に促さなければなりません。
もし、この計算を間違い請け負ってしまえば、あなたは残業することになり、責められる立場になってしまう可能性が生まれてしまいます。
多くの仕事を触れることは経験なるので良いことだと思いますが、その分デメリット(自分の時間がなくなる・負担が増える)になることを念頭に置いておきましょう。
夜のヘルプは受け付けない
仕事が一段落すると「手が空いたなら手伝って」という人がいます。
会社からの指示であれば「労働時間内で働く上での命令」であり「会社の責任」になるので、手伝う(業務になる)のですが、個人的な依頼は基本受け付けない姿勢を持っておいた方が良いです。
定時になって「さて帰ろう」という状況になって言ってくるのは論外です。
その日の仕事は基本的に定時で終わるように進めていると思いますし、いきなり言われても対応ができないのが当然だと思います。
取り掛かるにしても「翌日、会社に相談してから」という流れにするのが妥当だと思いますし、相手にもそう伝えることが良いと思います(同僚であっても何でもOKでないことは示しておく必要はあるでしょう)。
まとめ:「仕事だから」では許されないこともある
「仕事だから仕方がない」という言葉は昔からありますよね。
しかし、この言葉は今ではそれほど力を持っていません。
仕事は収入源ですので大切なのことには違いないのですが、全てではありません。
何が大切かは、人それぞれであり、他人から決めてもらうものでもありません。
自分はどう生きたいのかを今一度自分に問いかけて、その目標に向かって行動を起こしましょう。
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