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「自分は必要ない人間かも」と思う場面は、職場、家庭、友達といる時など、何かしらの集団の中にいる時に、ふと考えてしまうもの。
一度考えてしまうと「寂しい」「辛い」という気持ちでいっぱいになってしまうと思います。
そして、ぐるぐると頭の中を駆け巡って、なかなか抜け出せないものです。
そこで今回は「自分は存在ないかも」という思いを少しでも軽くできればと思い書くことにしました。
自分は必要ないと感じてしまう場面は?
「自分は必要ない」と感じてしまうのには、必ずきっかけがあるはずです。
「以前は良く話しかけられてたけど、最近それがなくなった。」
「上司が自分ではなく、他の同僚に仕事をよく任せるようになった。」
「誰も話しかけてこなくなった。」
と、場面は様々ですが、「自分が必要ない」と強く感じてしまう時というのは、過去と現在の違いによるものだと思います。
特に人の過去と現在の反応の違いに大きく揺さぶられるのではないかと思います。
先ほど例に挙げたものはこれに当てはまり、過去と現在を比べた時に、他人が自分に対して反応が薄かったり、笑うことが少なかったりなど、相手の表面上の反応が良くなかったりした時に不安を感じるのだと思います。
しかし、これは自分も相手に対して同じように話しかけることもないし、笑うことも少なくなっている。ということが上げられます。
人の反応は鏡のようなもので、自分が仏頂面な顔をしていれば相手も仏頂面、笑顔だったら笑顔、真顔だったら真顔と、自分の表情に対して相手も同じ表情を取っていることが多いと思います。
なので、相手の表情的な部分が気になるのであれば、まずは自分の表情を気にした方が良いと思います。
言葉の掛け合いについては、ただのネガティブに考え過ぎってこともあると思いますので、自分が今やるべきことを黙々とやるようにすれば、良いと思います。
さっきの例の裏を返すと以下の様になると思います。
・「以前は良く話しかけられてたけど、最近それがなくなった」
→「(周りからすれば)無理に話さなくても良い存在(いるだけでOK)」
・「上司が私ではなく、他の同僚に仕事をよく任せるようになった」
→「言わなくてもやれるから任せよう(何かあったら相談してくるだろう)」
・「誰も私にお願いごとをしなくなってきた」
→「この人は忙しい人だから、なるだけ必要な時だけお願いしよう」
こんな感じでしょうか。
これも「表情」と同じで、自分が相手にしていることを考えれば意外と納得いくものです。
他人への期待や依存をしていないか?
「自分は必要ない存在」と感じてしまうのは、相手の反応によって変わることを書いてきましたが、自分の相手への気持ち的な面にも問題があります。
それは相手への期待(依存)です。
よくあるのは「自分は相手にこれほど尽くしたのだから、相手もそれなりの反応があるはず」というもの。
1度でもこう思ってしまうと、期待感ばかりが募り、そのうち相手に見返りを求める様になってしまいます。
そこで、思ったような反応が無ければ、むなしい気持ちや悲しい気持ち、もしかすると怒りというものに変わってしまうかもしれません。
こういったことの類の1つに「自分は必要ないかも」という感情が出てきてしまうのだと思います。
この場合は、自分が過剰に相手に期待をしてしまっていないかを考えてみると良いかもしれません。
そうすると見方や考え方が少し落ち着くかもしれません。
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自分の存在を認めてあげること
「自分は必要ない」と感じてしまう原因の1つに「自己評価が低い」ということもあります。
これはさっきの「相手への依存」に関連するのですが、自己評価が低いと自分への存在価値が見出すことが難しくなります。
そこで防衛本能として、誰かに自分の存在価値を見出そうとするのだと思います。
さっきも書いた通り、相手への期待度・依存度が高くなってしまうと苦しくなるばかりか、相手にも負担が掛かってしまうので、自分が相手に期待しすぎていないか、依存しすぎていないかを考えてみてください。
そういったリスクを減らすために、まずは自分の存在を認めてあげてください。
こういうと「何か自分になければ!」と探し始めちゃうと思うのですが、そうではなく無条件に自分を認めてあげると良いと思います。
また「昔は良く求められてきたのに」「昔は役に立てていたのに」と思うこともあるかもしれませんが、あれこれと考えて拗らせない程度に割り切ってしまい、「役目が終わったんだ」「次の手を考えよう」とポジティブに考えをシフトしてみると良いと思います。
他人に認めてもらうには
「自分は必要ない」と感じてしまうのを解消するために散々書いてきましたが「他人に認められる」と、やはり嬉しいもので、必要なことでもあります。(ただ、依存はダメですよ。)
では、他人に認めてもらうためにはどうすれば良いのか?
このことについて僕が思うことは、ただひたむきに頑張ること。
無理に人の話に合わせたりするなどではありません。(この理由についてはこちらの記事をお読みください「職場での陰口・愚痴で疲弊している人へ~気にしない為の対処法」)
頑張っても結果が出なければ認めてもらえない場合も多くあると思うですが、まずは「ひたむきに頑張ること」。
「やらないと怒られるから」とか余計な事を考えずに、自分の意志で頑張ること。
そうやっていけば、全員ではないですが認めてくれる人は必ず現れます。
[…] 最近忙しいと前回の記事で書きました。(前回記事→自分が必要ないと感じたら) やはり今月末まで落ち着きそうにないです。 […]
[…] ・仕事にやりがいを感じられない →(自分は必要ないと感じてしまった時に考えてほしいこと) […]