会社で働くのが辛すぎて「フリーランスで働きたい」と考えているのではないでしょうか。
最近は副業解禁の動きもあり、フリーランス的な動きも盛んになってきてたと思います。
確かにフリーランスは通勤時間はない場合もあり、働く時間も自分で決めることができます。
会社勤めで辛い思いをしている人は、こういったフレーズはとても魅力的に感じるでしょう。
しかし、こういった魅力的な部分もありますが、逆の部分もフリーランスにはあったりします。
このページでは、会社員からフリーランスになる前に知っておいた方が良いことをお伝えいたします。
フリーランスが魅力的に見える理由
フリーランスが魅力的に見えるのは、会社員にとって無いものがあるからです。
例えば、フリーランスで成功している人のブログやSNSなどでの活動、「フリーランスになろう」的な広告を見ているからではないでしょうか。
フリーランスにあって会社員に無いもの
個人によって違いはあるでしょうが、大体が以下の様な理由ではないでしょうか。
- 通勤がない(行き帰りの時間、悪天候の通勤、満員電車)
- 勤務時間(朝が早い、ほとんど毎日残業)
- 人間関係(苦手な人がいる、毎日怒鳴られる、気を使わなければならない)
- 仕事を選べる
どんな境遇にあっているかは、人によって様々だと思います。
今現在苦痛に感じていることが、無くなることを考えると魅力的に見えるのは仕方がありません。
フリーランスと会社員の働き方の違い
フリーランスは個人で働く人であり、会社員は集団で働く人たちです。
仕事と一言で言っても色々とありますよね。
営業、生産、会計と、仕事を取って来るところからお金に換えるまでの流れです。
この流れをフリーランスは個人で行い、会社員は集団で行います。
会社員にあるもの
冒頭でフリーランスにあって会社員に無いものを挙げました。
ここでは逆にフリーランスに無くて会社員にあるものを挙げます。
マンパワー
人員が多いため、例え誰かが倒れて一時的に仕事できなくなっても、それを補う力を持っています。
そのため仕事を完遂する力をもっており、社会的信用度は高いです。
社会的信用が高い
仕事を完遂する力を持っているため、安定的に利益を生み出す力を持っています。
そのため会社員、個人の信用も高まり銀行からお金を借りる時、部屋を借りる時、クレジットカードを作る時などの審査を通る可能性が高いです。
福利厚生
会社に所属していれば、厚生年金や社会保険などの支払いを会社が半分払ってくれます。
また、健康保険に加入することができます。
確定申告も会社が行ってくれるので年度末の手間が省けます。
給与&成果
給与は毎月一定額振り込まれることとなっています。
歩合制を導入している会社は、より成果に上げれば収入が増える可能性があります。
フリーランスに必要なこと
会社員として勤めているのであれば、同じ規模の仕事をやるのにそれだけの人員と、それぞれの能力が必要になってきます。
同じような仕事をフリーランスとしてやろうと考えているとき、その仕事には何が必要か、運営する上でどんなことを技術など以外にどんなことが必要なのかが分かってくるのではないでしょうか。
フリーランスに必要な能力
フリーランスとして動き出す前に自身が勤めている会社を観察することで、より具体的な参考例を手にすることができるでしょう。
しかし、それらを観察するにしてもどういった部分を見ればいいのか分からないと思います。
以下にカテゴリーを挙げます。
営業力
自らを宣伝したり、仕事内容や契約内容を決める必要があります。
自分が何ができるのかを伝えるのはもちろんですし、具体的な仕事内容の確認、調整、報酬などをするのに必要になります。
企業と仲介してくれるサービスもありますので活用してみましょう。
情報収集能力
依頼主の意向に沿ったものを提供するために、そのことに関連する背景などを調べ上げる必要があります。
また、より効率的に仕事をするために技術を学んだり、ツールなどを知るために情報収集する力は必要となります。
お金の知識・管理
会社とは違い、製作費(道具関連)、移動費(取材関連)なども含めて、自分がどの程度の金額で仕事を受けなければならないのか、そして、交渉するために業界の相場を知っておくなど、お金に関する知識は必要です。
また、年度末には確定申告などもあるので、その部分の最低限の知識は必要になるでしょう。
セルフコントロール能力
納期などの起源はありますが、基本的にフリーランスの労働時間は自由です。
ただし、健康を害してしまうと収入がなくなってしまうので、体調には十分に気を使わなければなりません。
スケジューリング
フリーランスとなった場合、多数の会社から仕事を受けることもあるでしょう。
今の仕事量で新たに仕事を受けられるのか、納品までにどのくらいのペースで作業を進めなければならないのかなど、スケジューリングは信頼を築くためにもかなり重要な項目になります。
勉強をする力
情報収集能力と同じように、依頼者の希望に沿ったものを提供するために自らの能力を向上させなければなりません。
納品した物が良ければ、次も仕事につながることにもなります。
まとめ:フリーランスを志すなら会社員と同時進行で頑張る
フリーランスになるためには実践あるのみですが、いきなりフリーランスになるのは危険です。
フリーランスを志すのであれば、会社員をしつつ学び続けることです。
会社で学び、個人で学びと、人より倍頑張る必要がありますが、その分だけ学びを多いと思います。
もし「普段の仕事で勉強する時間が無い」と言う方はこちらを参考に、会社での仕事を早く終わらせてみてください。(将来のための副業~まずは自己働き方改革から始めよう~)
これらもフリーランスになった時に役に立つと思います。
フリーランスとしてのイメージが曖昧なら、まずはフリーランスについて少し勉強を始めるのも良いでしょう。
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