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風通しの良い職場と聞いても、何となく「良いことなんだろう」というくらいにしか感じませんよね。
風通しの良い職場とは、社員同士のコミュニケーションの頻度が高い職場のことです。
また、コミュニケーションが盛んであることで、生産性を上げたり、個人の負担を減らすことに繋がります。
こういったことを踏まえて「風通しの良い職場」と呼びます。
このページでは、風通しの良い職場にはどんなメリットがあるのか、また、風通しの良い職場にするには何が必要なのかをお伝えします。
風通しの良い職場とは
先にも書きましたが、風通しの良い職場はコミュニケーションが盛んな職場のことで、職場にプラスの効果をもたらすものです。
では、職場でのプラスの効果のあるコミュニケーションというのはどんなものなのでしょうか。
意見が言いやすい
意見が言いやすい職場は、アイディアで満たされやすい職場です。
アイディア溢れる職場は、業務改善を図りたい時、企画案を募る時などに役に立ちます。
職場は人や時代などに合わせて改善していかなければなりません。
そういった改善を図るとき、重要になってくるのは現場で働いている人たちのアイディアです。
一人ひとりが考えたことを発言しやすい職場は、変化に対応しやすく、より良いアイディアを生み出す場になります。
だから、意見が言いやすい職場は風通しの良い職場といえます。
上司・部下の関係性が良い
上司・部下の関係性は職場の風通しの良さへの影響は大きいです。
上司・部下の間に大きな溝があると、会社運営に重要な情報伝達が上手くいきません。
上司は仕事の進捗全体を見る立場、部下はその上司の指示のもと、振られた仕事をこなすという立場になります。
この役割分担が上手く成り立っていない関係は、仕事を進めるうえで大きな障害となります。
このような上司と部下の溝がない職場は風通しの良い職場といえます。
風通しの良い職場にするには
風通しの良い職場は仕事において必要な要素ですが、どのような改善を施せば、風通しの良い職場にすることができるのでしょうか。
気軽に交流できる環境をつくる
社員同士が交流する場が、自身のデスク周りだけになってしまうと、交流する機会は限りなく少なくなります。
それは、デスクに着いている時は自分の作業に集中していることがほとんどだからです。
そのため、デスク周り以外に交流する場が必要となります。
こういった場合、社員旅行が企画されるのですが、その場限りであったり、人によっては大きなストレスとなる可能性もあります。
そのようなイベントよりも、普段から気軽に使える喫煙所や、休憩のできるコモンスペースなどの方が一人ひとりの負担が少ないです。
時間はかかるかもしれませんが、交流の機会は増えていくと思います。
チームで取り組む機会を作る
研修などを設けて課題に取り組ませたり、仕事でも何人かでチームを編成して仕事に取り掛からせたりすることです。
もちろん成果を上げることは重要ですが、チームメイトがどんな人かを知ることが最も重要です。
そして、上司もチーム全体の取り組み、一人ひとりの動きなどをよく観察する必要があります。
チームメイト、もしくは部下がどんな人なのかを知っているかで、仕事の方針や、仕事の振り方は変わってきます。
その人を知るためにチームで動くこと、または動かすことが大切となってきます。
まとめ:職場の風通しの良さは仕事のしやすさ
職場の風通しの良さは、押さえつけが少なく、一緒に働く人を知ることができることにあります。
緊張感をもち仕事にとりかかることは必要なことですが、人との関係が淡泊な職場はストレスが溜まる一方で良い仕事はできないでしょう。
ちょっとした工夫で職場の風通しが良好になり、仕事の進捗も安定します。
こういったアイディアも職場の風通しの良さによって変わってきますので、ぜひ前向きに取り組んでみましょう。
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