不機嫌に振舞う人との付き合い方~同類にならないために気を付けること

ずっとイライラしている人が近くにいると、その場の雰囲気は悪くなり、出来ればその場から離れたいと思うのではないでしょうか?

1番の対策は接しないことですが、仕事だとなかなか難しいと思います。

そんな時は、ある接し方で解決することが出来るので、解説していきたいと思います。

不機嫌に振舞う人はどんな人?

まず、不機嫌に振舞う人とはどんな人なのかを解説します。

基本的には言葉で伝えるのが苦手な人だったり、気持ちの整理を付けるのが苦手な人だったりします。

例えば、言葉で伝えることが苦手な人は、自分の感情にうまく整理がつけられず、それがイラつきにつながり態度として現れます。

何に対して、感情を乱されるのかは、人それぞれなので一概には言えません。

例えば、以下のようなことが考えられます。

  • 仕事の進捗が良くない
  • 嫌な役回りをさせられている
  • 仕事をすごく嫌っている
  • プライベートが上手くいっていない

このように文字として書き出すと良くある話だなと思えるのですが、そこにタイミングが悪く、体調が悪かったり、心が不調が重なったりすると、誰でも上手く整理がつけられないと思います。

不機嫌に振舞う人と、どう接するか?

不機嫌に振舞う人について分かったとしても、そのような態度を100%許せるかと言えば、そうではないと思います。

しかし、「その態度止めて欲しい」と直接伝えたとして、火に油を注ぐ結果となってしまいかねません。(場合によっては上手くいくかもしれませんが…)

では、どうするのが最善なのかと言うと、基本的にそっとしておくのが一番です。

ただ、仕事の都合などで、どうしても伝えなければならないことってもあると思います。

そんな時の対応としては、以下を検討してください。

  • メールで伝える
  • 時間をおいてから話す
  • 仕事と割り切って伝える

メールで伝える

話すのが一番早く、ニュアンスも伝えやすいですが、あからさまに相手の機嫌が悪く、話しかけにくい様子であれば、メールで伝えるという方法があります。

タイミングは色々とありますが、個人的には相手が席を外している時に送るのが良いのでは考えています。

そうすると、戻ってきた時に「○○の件でメールを送っておいたので確認お願いします」と一言だけ添えられれば、それ以上の会話はないので気持ち的に楽になると思います。

会話をなるべく少なくするために(確認のために話しかけられないようにするために)、メールの文章は分かりやすく簡潔に書くことを心がけるのがポイントです。

時間をおいてから伝える

余程急ぎでない限り、相手が不機嫌な時にわざわざ話しかける必要はありません。

メールでも良いですが、それでも言葉の方が良いと思う場合は、時間をおいてから伝えると良いと思います。

また、メールとの合わせ技で「メールの件、お話しできる状態になったら教えてください」と伝えておくのも1つの手です。

仕事と割り切って伝える

本来であれば、仕事は速やかに進めるのがベストなので、相手の機嫌は二の次だと思います。

相手の機嫌より、仕事の進捗を優先して、機械的に伝えるのも良いと思います。

多少は嫌な態度はとられるかもしれませんが、そこは無視して(気持ちを強く持って)仕事を進めてもらえるようにお願いしましょう。

 

このように普段行っていることを、タイミングを合わせて使ったり、自分の都合の良いように使うだけでもストレスは軽減されるのではないでしょうか?

では、次に相手だけでなく自分を振り返ってみたいと思います。

自分も不機嫌な振舞やってしまってないか?

ここまで他人の不機嫌な振舞いについて説明をしてきましたが、もしすると無意識のうちに自分もやっている可能性があるのではないでしょうか?

この問いかけだけで「ドキッ」とした人もいると思います。

例えば、自分に後輩がいたとします。そして、あることで後輩がイライラして場の雰囲気を悪くしていたとしましょう。

周りのことを考えずイライラした態度を平然とする姿は、もしかしたら先輩である自分の影響が大きかったりします。つまり、後輩は先輩を真似ている可能性があるのです。

周りを気にせず雰囲気が悪くなるような態度を平然とするのは、その場では許されていると考えているから、そんな態度をとるのです。

その後輩の性分というのもあるかもしれませんが、「同じことはしちゃいけない」と思えるのではないでしょうか?

“相手の振り見て我が振り直せ”という言葉があるように、「自分がやられて嫌なことはやらない」と自分の中にしっかりあれば同じ過ちは犯さないと思います。

まとめ:相手に影響されない様に気を付ける

不機嫌な振舞いをする相手との付き合い方、そして、自分が同類にならないための方法について解説してきました。

嫌な感情を抱いた時に、自分をどこまで制御できるかが肝となりますが、この記事を見ていただいた方は完璧にとはいかないまでも、記事を読む前の自分よりも感情をコントロールできるようになったのではないかと思います。

不機嫌な振舞いは、他の人に影響を与え、そのまた他人へ…という様に連鎖していくので気を付けなければなりません。(これは意外と馬鹿になりません)

「なぜ自分が我慢しなければならないのか?」と考えるのではなく、「自分がされて嫌なことは相手にもしない」という考えを持てれば、自然と同じような振舞はしなくなると思います。

そんな自分になるための方法として、マインドフルネスという方法があります。

これについて書かれた参考本があります。

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