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上記に書いたように、なぜか昼休み後は生産性が落ちている感じがすると感じている人はいるのではないでしょうか?
これは職場を良く見ている人、つまり、その場をまとめている人が感じやすいことです。
昼食後はお腹が満たされ眠たくなりやすいことも理由に挙げられますが、実は昼休みの時間が間違っていることも原因であったりします。
このページでは昼休み後に仕事の効率化を落とさないためのヒントをお伝えします。
昼休みの時間設定を間違えると体力が奪われる
あなたの会社のお昼休みの時間は何時からですか?もしかして12時ごろからであるならば残念ながらリフレッシュは難しいです。
なぜなら“どの店に行っても混んでいるから”という単純な理由なのです。
経験がある人はこれだけで、なんとなく察することができると思いますが、イメージがつかない人は次のことを想像してみてください。
例えば、昼休みの時間は12時~13時の1時間だとします。(これは多くの会社がそうではないでしょうか)
「12時に昼食をとるために外へ、今日は肉系が食べたいと思いお目当ての店に行くが混んでいて入れない、仕方がないので別の店に行くことに。3件目でようやくお店に入れたもののお目当ての肉系ではなく、客の回転率の高いラーメン屋。さらに3件目にして既に昼休み時間は残り30分。急いで食べて会社に戻ることに。。。」
いかがでしょうか。3件の店を回ったことで体力を奪われ、急いで食べなければならないという焦りで気持ちも落ち着かないまま昼休みを終えています。これではリフレッシュしようがありませんよね。
この様な環境下で働いている人たちの昼休みとり方としては以下の方法が適しているでしょう。
昼ご飯の準備はしておくこと
弁当を作って会社で食べるか、通勤時にコンビニなどで昼ご飯を買っておくことです。もしくは、帰宅時に次の人の昼ご飯をストックしておくこと。
12時になってすぐご飯をとれるので、お店を探す必要もなく、すぐに食事をとることができます。
これによって余計な体力を使う必要もありませんし、時間的な余裕もできます。
物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、体力と時間に余裕が生むことができるのは非常に大きな事です。(量的に物足りないと言う人は間食用の食べ物を一緒に勝っておくと良いかもしれません)
昼休みは1時間あると思います。20分そこらで食事は終わらせてしまい昼寝を取るようにしましょう。
昼寝をとることで脳の活性化、ストレス解消、体力の回復が見込めます。
これが本当の意味で“昼休み”となるのではないでしょうか。(ただし、昼休みが終わる前には起きられるように目覚ましなどは必ず設定しておきましょう)
昼休みの時間の変更を打診してみる
これは会社での立場で行動に移せるかが変わってきますが、会社として昼休みの時間を全員同じにしなければならないのであれば、昼休みの時間を変更することです。
変更は1時間~1時間30分ほど。(つまり13時~か13時30分~という感じです)
この時間帯であれば、ある程度客も引くので席を取りやすい状況になるのではないでしょうか。また、ランチタイム内でもあると思います。
午前中の労働時間は少し長くなってしまいますが、社員が落ち着いて昼休み(食事や昼寝)が取れる時間を確保する工夫をするのも会社として大切なことではないでしょうか。(社員にも理由を話せば納得はしてくれるのではないかと思います)
昼休みの時間は自分たちで決めさせる
これは労働時間の管理が難しいのであまり好まれる方法ではありませんが、各々の仕事内容が違うので、昼食をとる時間帯も違ってくると思います。
もし、打ち合わせが必要な場合であっても、相手に事前に伝えておけば、相手はその時間に合わせて食事をとれば良いだけなので特に難しくはないと思います。
自立を促すためのきっかけとなる
「休み時間を自分で決めて良いとすると、サボる人が出てくるのでは?」と懸念するでしょう。
ただ、それはどんな仕事をその人に任せるかによってきます。
仕事を任せるということは、進捗、完成までのスケジュールを全てその人が決め動かすということです。つまり、例え指定された休憩時間をオーバーしている日が続けば、そのツケは仕事を任された本人に返ってくるのです。
自分で仕事配分、スケジュールを決めさせることで“自分で仕事を動かす感覚”が身につき、成長が早くなります。
そのために多少のサボりは投資と考えた方がよいでしょう。
ただし、締切はハッキリ伝え、タイミングを見て進捗を聞くようにしておきましょう。
常に締切があることは意識させることで、いかに昼休みの時間を自分で決めて良いとしてもしっかりと働いてくれるでしょう。
また、仕事を任せる側は、自分で考え行動し、無理なく仕事を進めてくれる人材を育てることを意識して行くことが大切です。
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