”やりがい”ではなく”報酬”で考える~雇われる側の考え方~

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福利厚生は良い方だし、給料は1人暮らしする分では問題ない。だけど、どうしても“やりがい”が感じられない…。このままこの仕事を続けるべきか否か

世間的にはかなり恵まれた職場であっても、なぜか物足りないと感じてしまう時ってありますよね。

「贅沢な悩みだ」と思われるかもしれませんが、その職場で働く動機は人それぞれ。

そのため、恵まれていると感じつつも物足りなさを感じてしまうのは仕方のないことです。

そして、そういった人たちは“やりがい”というものを求めているのだと思います。

「そう!自分はやりがいを求めているんだ!」と言いたいと思います。しかし、もし、やりがいを求めて転職をしたいというのであれば、少し危険な選択かもしれません。

このページでは、仕事に“やりがい”を求めるのであればそれ相応の準備の必要があることについてお伝えします。

何はともあれお金は大切

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お金は生活の基盤ですよね。これは誰もが理解をしている事だろうと思いますので多くは言いません。

しかし、お金がなければ生活が出来なくなるのに加えて、失ってしまうものがあるのをご存知でしたか。

それは、“無形の財産“心の余裕”です。

“無形の財産”と“心の余裕”

“無形の財産”とは友人関係など、人付き合いのことを指します。そして、“心の余裕”とは悩まずに済むか否かなどのことを指します。

友人たちと付き合うにも遊びや食事でお金が必要ですし、単純にお金が無いと生活が出来ない焦りも生まれますよね。

この様にお金がなければ生活が出来なくなる上に、“無形の財産”や“心の余裕”まで失われてしまうのです。

やりがいは“プラスアルファ”

RRiceさんによる写真ACからの写真

「“無形の財産”と心の余裕」でお伝えした通りのことは起きると思われます。

今まで当たり前に出来たことが出来なくなるのは、かなり辛く、情けない気持ちにさせられたりと、メンタルにダメージを追ってしまいます。

次の「“お金<やりがい”という考えはNGな理由」では、報酬とやりがいの関係について掘り下げ、「やりがいは“プラスアルファ”」として捉えた方が良い理由をお伝えします。

“お金<やりがい”という考えはNGな理由

結論から言えば、お金の方がやりがいよりも大切です。

なぜなら、お金は様々な面で役に立つ重要な物ですが、“やりがい”はそうではありません。

そして、お金に余裕がなければ“やりがい”なんて言ってられないと思います。

やりがいを求めて転職に乗り出したいのであれば、求めた結果、生活基準を下げなければならないのか?将来のために十分な貯えができるのか?など、これからの生活、将来を考えた上で行動しなければなりません。

今、職場環境に恵まれていると感じているのであれば、そこで無難に働いていけることを優先して考えた方が金銭的、精神的にも安泰で生きていけるのではないかと思います。

以上のような理由から、“お金<やりがい”という考えはNGなのです。

“お金”と“やりがい”の両方を手に入れるためには?

RRiceさんによる写真ACからの写真

余裕が出てくると、欲が出てきて色々と求めたりしたくなりますよね。

“お金”も“やりがい”も、両方手に入るのであれば、手に入れたいと思うのが本音だと思います。

そこで次の「“やりがい”を求める前にやること」と「転職活動に必要な時間を作る」で、“お金”と“やりがい”の両方を手に入れる方法ついてお伝えします。

“やりがい”を求める前にやること

ここまででお伝えした通り、“お金”と“やりがい”を天秤に掛けた時、“お金”を優先することが大切です。

つまり、仕事にやりがいを求めたいのであれば、まずは貯蓄を増やすことが第一の目標です。

やりがいが持てる仕事というのは、すぐに見つかるかもしれませんし、見つからないかもしれません。

見つかれば良いのですが、問題は見つからなかった場合ですよね。

今の職場で見つけられなかった場合は転職を考えなければなりません。

その場合、転職活動費と、その間の生活費も必要になるので貯蓄は減る一方ですよね。

貯蓄に余裕がなくなってしまった場合、やりがいのある仕事を探すどころでは無くなってしまいます。

いづれは職に就くにしても、こういった転職活動中のリスクを考えると、なるべく探せる時間と余裕は欲しいですよね。

そのためにまずやることは、やりがいのある仕事を探すための“貯蓄”を作ることから始めることです。

転職活動に必要な時間を作る

「“やりがい”を求める前にやること」でお伝えした通り、まずは貯蓄を作ることを優先しましょう。

ただし、通常サラリーマンであれば月一回の給料でやりくりをして貯蓄を作る必要がありますよね。そのため、貯蓄ができるまでしばらく時間がかかります。

しかし、貯蓄ができるまでにやれることはあります。

それは、自分のやりがいの持てる仕事とは何か?を考えたり、その仕事はどういう条件で就くことが出来るのか?などリサーチをすることです。

リサーチに適したサイトを紹介した記事はこちら

「やりがいがないから辞める」では、ただ収入源を失ってしまうだけになってしまいますし、次の仕事でもやりがいを見つけることは難しいと思います。

そこで大事になってくるのは、自分の考えを整理したり、その考えの上でやりたい仕事を探すことです。

これらを達成するには“時間”が欲しいですよね。

仕事を辞めた後であれば集中できるでしょうが、仕事をしつつとなると難しいところです。

仕事をしつつとなると、考えを整理したり、やりたい仕事を探す時間は限られています。

そのため、仕事をしつつ“自分の時間を確保する”ことが必要になってきますよね。

そして、自分の時間を確保するためには、まずは“定時退社”を目指すことです。

毎日コツコツと考えをまとめたり、次の仕事のリサーチすることで、その分だけ考えはまとまりやすいですし、より自分に合った仕事探しが出来ます。

貯蓄が溜まるまで、ひたすら繰り返すことで、いざ転職となった際の大きな武器となるでしょう。

仕事が多くて時間が作れないと悩んでいるのであれば、以下の記事をお読みください。仕事を早く終わらせるコツを書いた記事はこちら

まとめ:堅実に自分の望む方へ向かう計画をしよう

雰囲気イケメンさんによる写真ACからの写真

「やりがいを持って仕事がしたい」と言えば聞こえは良いですが、実際にはそれだけでは生きていけません。

キャリアアップ、収入を増やしたい等で転職に乗り出すのは良いと思いますが、やりがいだけを求めて転職するのはリスクが高過ぎると思います。

やりがいを持って仕事をしたいという気持ちは分かりますが、まずはお金の方が優先です。

今の収入や環境を変えて働くとなると、それと同じように生活も変化することを考える必要があります。

やりがいを持った仕事にどうしても就きたい場合は、計画を十分に練ってからにしましょう。

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