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「この仕事にはやりがいがあります!」とは聞くものの、この“やりがい”というのは実際のところ不透明な部分が大きいですよね。
やりがいというのは、“自分が行っていることへ充実感や手応え”というもののことを言います。
例を挙げるなら「自分は人の役に立てている」「自分は満たされている」というような感じでしょうか。
これは人によって感じ方が違うので、一概には言えることではありません。よって、誰かが言った“やりがい”が自分に当てはまるとは限らないのです。
以上のことを踏まえ、このページでは「仕事にやりがいは必要なのか?」という疑問について書いていきます。
仕事にやりがいはあった方が良いが絶対に必要ではない
結論から言って“仕事にやりがいはあった方が良い。でも、絶対に必要ではない”です。
あなたの周りに仕事をやりがいを持って働いている人はどれほどいるでしょうか。恐らく1/10人いるか、いないかではありませんか。
また、あなた自身はやりがいを持って仕事をしてこれたでしょうか。
この答えとしては「やりがいを感じる時もあったけど、そうは思わない(思ってもない)日が大半だ」という感じではないかと思います。
つまり、“別になくても仕事はやってこれている”ということです。
やりがいは無くても良いのか?
「やりがいは無くても良いのか?」と聞かれてたら、恐らく「無いよりはあった方が良い」という様に答えるのではないでしょうか。
つまり、「仕事にやりがいはあった方が良いのは分かっているけれども、そういった仕事に出会ったことがないし、仕事に対して感じた事がない」というのが本当の所だと思います。
しかし、やりがいの感じられない仕事であっても続けている人は多くいます。
なぜやりがいが求められるのか?
面接で「あなたはこの仕事のどんなやりがいがあると思いますか?」と聞いてくる会社があります。
なぜこの様に曖昧なことを面接で聞くのでしょうか?
それは“この人は仕事て辛いことがあっても耐え抜いてくれる(長く会社にいてくれるかどうか?)”を見極めているからです。(全ての会社の面接官がこの理由を目的に聞いているのかは定かではありません)
不透明なことではありますが、それほどまでに“やりがい”は重視されるのです。
あなたはやりがいで仕事を選ぶ人か?
先にも書いた通り、やりがいは仕事で絶対必要なものではありません。
しかし、仕事にやりがいを求める人もいます。これにはどちらが正しいのかなどはありません。
あなたがどちらのタイプなのかを知る術は“自分の気持ちに聞く”しかありません。
「続けられそうだ」と思える仕事であれば続けられるでしょう。しかし、「なんか、つまらない(続けられそうにないな)」と思うのであれば転職するでしょう。
“自分が仕事にどんなことを求めているのか?”を自分の中ではっきりさせましょう。
自分が仕事に求めているのが給料であれば、それだけのために仕事をこなせば良いです。仕事にやりがいも求めているのであれば、その仕事を探す必要があります。
繰り返しになりますが、どちらも間違いではありません。
些細な事ですが大切なことであることは間違いはありませんので、自分が仕事に求めることをはっきりさせておきましょう。
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