- 「頑張っているのに結果が出ない」
- 思ったように動けなくて落ち込む
- 何度も「またダメだった」と自分にガッカリする
こんなふうに、自分自身に失望してしまう瞬間ってありますよね。
自分に厳しすぎる人ほど、心が疲れやすいものです。
でも実は、「もっと頑張らなきゃ」「自分ならもっとできるはず」と自分に期待が大きいから。
その期待は向上心でもありますが、逆に自信を失わせたり、行動を止めてしまったりする原因になっているかもしれません。
自分に期待しすぎることで起こること
① うまくいかないと「全部ダメ」と感じてしまう
「これくらいはできるでしょ」と思っていたことができないと、自分を責めてしまう。
その結果、「自分はダメだ」という感情に支配されてしまいます。
このような「これくらいできるでしょ」が小さな失敗の積み重ねになってしまい、結果的に“自分の価値”そのものを否定するきっかけに。
② 他人より劣っている気がして焦る
SNSで見た「うまくやっている人」と自分を比較しては、焦ってしまう。
SNSにあるものはその人の一端を切り取ったものでしかないので、それだけを見て、自分と比較するものではありません。
↓参考記事は以下のリンクから
③ 目標が高すぎて動けなくなる
完璧を求めすぎて、行動する前に疲れてしまったり、100点を目指すあまり、行動できない。
失敗を恐れてスタートが切れない。
これは、期待のハードルが高すぎるときによくある現象です。
自分を奮い立たせるつもりの“期待”が、かえって自分を追い詰めていること、ありませんか?
自分に期待しないこと=自分を見捨てることではない
「期待しない」って聞くと、なんとなくネガティブに感じるかもしれません。
でも本当は、“ありのままの自分を受け入れる”というやさしさなんです。
- 今の自分をちゃんと認めてあげる
- 成長スピードが遅くてもOKと思える
- 完璧じゃない自分も許せる
自分に期待しすぎないことで、挑戦のハードルが下がり、行動しやすくなります。
自分にやさしくなるための3つのヒント
1. 小さな成功に目を向ける
完璧じゃなくても、「今日もちゃんと起きられた」「ちゃんとご飯を作った」
そんな小さなできたことをちゃんと自分で認めてあげましょう。
2. 比べるのは「過去の自分」だけにする
比べるなら、昨日の自分。
1週間前より少し気持ちがラクになってたら、それは立派な成長です。
3. 「完璧」を目指さず「ちょっとずつ」を習慣に
頑張りすぎてすぐ燃え尽きるより、60点でもいいから淡々と続けるほうが、心は穏やかでいられます。
自分に期待しない習慣がくれる変化
- プレッシャーが減り、行動しやすくなる
- 自分を否定する時間が減って、前向きになれる
- 小さな達成感に気づけるようになる
- 他人に対しても、やさしくなれる
-
心の余白が増えて、疲れにくくなる
期待で苦しくなるより、本当のいみで自分にやさしくなれるんです。
まとめ|「もっとできる自分」より「今の自分」を大切にしよう
自分を高く評価するのは素晴らしいことです。
でも、過剰な期待は、時に自分を苦しめてしまうこともあります。
- 自分に厳しすぎる人ほど、少し肩の力を抜いていい(自分に期待しすぎないことは、逃げじゃなく“思いやり”)
- できない日があっても、あなたはそのままで価値がある(「今できていること」をちゃんと認めてあげよう)
- 成長は「期待」より「継続」がつくっていく(焦らず、自分のペースで進んでいい)
- 自分にやさしくできる人は、他人にもやさしくなれる
今日の自分を「よく頑張ったね」とねぎらうことから、はじめてみませんか?
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