SNS上での勧誘、そして、情報商材を売る手法は今に始まったことではないと思います。
言われるがまま買ってしまって、
タロウ
なんて、思った人も少なくはないと思います。
そんなことにならないために、このページではSNSからの勧誘回避、そして、高額な情報商材を買ってしまわないための方法をお伝えします。
危険な情報商材
情報商材と言っても色々あります。
CMなどでも放送されている教材、本屋さんに並んでいる教材、新聞なども情報商材にあたると思います。
だから、一言に情報商材といっても全てが悪い物ではないのは分かると思います。
ここで言う危険な情報商材とは「高額」かつ「再現性の低い物」です。
個人的にはSNSからなどの勧誘で売っている物は「全て怪しい物=買ってはいけない物」と思っています。
商材の種類として「ギャンブル(パチンコ・競馬など)で負けない方法」「投資(FX・バイナリ―など)で儲ける方法」などです。
この「稼げる系」の商材を買うのは絶対にダメです。
危険な理由:クーリング・オフが適応されない
こういう商材の怖い所として、クーリング・オフが適応されないという点です。
クーリング・オフは、騙されたり(脅される)などされて購入してしまった人を守るためのものです。
だから、以下の様な場合は適用されません。
- 「店頭で販売されている物を購入(店頭販売)」
- 「インターネット上での販売(通信販売)」
つまり、情報商材もインターネット上で購入した物にあたりますので、クーリング・オフが適応されない訳です。
タロウ君
と思った人もいると思います。
実はそれ、売り手側がサービスとして行っていることなので、「返品可能」と示されているもの以外はクーリング・オフの対象から外れるということになります。
基本的に「商品を買う前に説明書きなどを理解し、自分の判断で購入した。」とされる物はクーリング・オフ出来ません。
だから、危ない情報商材に限らず、インターネットで購入をするときは「返品可能」な物なのかをしっかりと確認しておくことがとても大事です。
クーリング・オフが適応されることもある
情報商材(通信販売)にはクーリング・オフが適応されないことを説明しましたが、例外もあります。
それは「考える猶予がなかった場合」。
例えば以下の様な場合がこれにあたります。
- 押し売り販売
- 誇大広告(「簡単に月500万円を稼げる!」など)
- 特定商品取引法の不備があった場合(販売元・連絡先などがない)
- 内容が精神面しか書かれていない物(具体的な方法の記載がない)
- ダウンロードしたファイル(商材)が破損(見られない場合)
以上の様にクーリング・オフを適応できる場合もありますが、基本的に自らの判断で購入されたとみなされるものはクーリング・オフが適応されないことを念頭においておきましょう。
「これってクーリング・オフの対象になるかな?」と思われる人もいると思いますので、その場合は「消費生活センター」へ相談しましょう。
SNS上で行われている情報商材の勧誘の特徴
ここからは危ない情報商材を買ってしまわないために、「販売の特徴」と「具体的にどうすれば回避できるのか」をお伝えします。
まずは、実体験を元に情報商材の勧誘とはどういった感じなのかをお伝えできればと思います。
下の例文は僕がTwitterで実際に勧誘された時のメッセージを元に作った勧誘メール文です。
【例1】
フォローありがとうございます。
〇〇と申します!
romanさんは今どのようなお仕事をなされているのですか?
現在、僕は会社を辞めて自分の力だけで月〇〇万円の収益をあげています。
僕をフォローしてくださったということは、romanさんも僕と同じように自分の力だけで稼いでいきたいと考えているのですか?
【例2】
フォローありがとうございます!
僕は〇〇と申します!
せっかくなのでDMさせていただきました!
今、僕と同じようにフリーランスで頑張っているor頑張ろうとしている人と交流を広めるために活動しています!
何かの縁だと思うので、もし良ければ仲良くしてもらえると嬉しいです!
僕のアカウントをフォローしてくださったということは、romanさんはフリーランスとして活動されているのか、もしくはフリーランスに興味があるということでしょうか?
ざっとこんな感じので、メールの特徴としては、、、
・「今現在どんな仕事をされていますか?」
・「僕は月〇〇万円、〇〇で稼いでいます。もしかしてromanさんもこういったビジネスにご興味おありですか?」
・「僕のアカウントをフォローしてくださったということは、romanさんも〇〇に興味があるということですか?」
と以上のような内容が多いです。
こういうメールが来たら、商材の営業なので無視しましょう。
返答した後の「流れ」の特徴
こういったダイレクトメッセージに対して返答をした後は、何度かやり取りをした後に「電話で話しませんか?」「実際に会いませんか?」と持ちかけられます。
せめて、この時点で連絡を取るのをやめましょう。
電話したり、会ってしまうと畳みかけられます。
本来であれば、ここまで来る前に連絡を取るのを辞めた方が良いですが、この時点ではまだ間に合いますので、もう連絡を取るのを止めましょう。
もし、会って話したり、電話で話したりすると、以下の様な話が出ると思います。
・とりあえず相手(僕)の夢とかやりたいことを聞いてくる。(様々な切り口から商材を売ってこようとする)
・相手の夢とかやりたいことと商材を結び付け、買いたくなるような状態に持っていく。
・買うのを渋るとあらゆる言い回しで粘ってくる。
電話だと電話を切ってしまえばいいのですが、会ってしまうと買わされるので、絶対に会ってはダメです。
また、以下の様な人は注意が必要です。
タロウ君
こんな人は危ないです。
「相手に悪いな~」と思って、相手の話に乗れば乗るほど買う方向に持っていかれるので、ここは心を鬼にして連絡を取らない様にしましょう。
SNSからダイレクトメッセージが来ていたら
ここまでお読みになっている人は、もうお分かりだと思いますが一応書いておきます。
SNSから営業のダイレクトメッセージが来たときは「無視する!」。
相手は営業マンですので、手当たり次第に買ってくれそうな人にメッセージを送っています。
営業
「特別」なんて、そんなことがある訳がないです。
気を使ってワザワザ返信する必要なんてありません。
「無視する!」これでOKです。
もし商材を売られそうになった時の対処法
相手もプロなので、上手く乗せられて買う手前まで来てしまう人もいると思います。
ここまでくると営業としては、
悪徳営業
という段階です。
「いや、また一週間後に返答します。」というと、「いや、ここで決めましょう!」と色々なことを言ってグイグイと押してきます。
ここで推し負けてお金を振り込んだら、その時点でその人の仕事は終わりです。
だから、営業からグイグイ押されたとしても「いりません!では!」と言って電話を切ってください。
もしくは、その場から立ち去ってください。
ちょっと勇気がいるかもしれません。
ただ、連絡を取るのをやめたり、会わない様にすれば、あなたの大切なお金は守られます。
とにかく相手に交渉の余地与えないためにも勇気を出しましょう。
[…] そして、Twitter(SNS)での情報商材の営業も増えたような気がします。 (↑これについては別記事で僕の考察を書いているので参考にしてください。Twitterで情報商材の営業についての考察) […]
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