以上のように「自分はダメな奴」と気持ちが落ち込んでしまう時ってありますよね。
誰しもが自分を責めるように考えてしまうことはあります。
しかし、考えすぎてしまい自暴自棄になってしまうと、自分をただただ傷つけてしまうということになってします。
自身の行いを反省したり、律するという意味で反省するのは大切ですが、自分を傷つけるだけになってしまうのは辛いだけです。
このページでは、自分を傷つけ過ぎずに反省する方法をお伝えいたします。
心のマイナスな言葉ばかりに耳を傾けていないか?
人が失敗するのは当たり前です。
そして、周りからのアドバイスや注意、または「次はこうしよう」という自身の考えなどで、反省をすると思います。
起きたことに対して反省をするだけで良いはずなのに、なぜか余計な考えてしまい、自分を買ってに傷つけているのでないでしょうか。
誰もそんなことは言っていない
「自分は仕事が遅いから、周りから嫌われている」「私は馬鹿だと思われている」
上手くいかなかった時、この様な言葉が頭の中でグルグルと巡っているのではないでしょうか。
恐らく、それは自分で生み出した言葉だと思います。
誰かに言われたのでも無いのに、思い込みで「自分はこう思われている…」と自身を傷つけていませんか。
勝手な妄想で自分を傷つけるのは意味のない行為です。
周りの人はあなたのことをそこまで考えていない
周りの人はあなたのことを四六時中考えているのでしょうか。
家族や恋人ならまだしも、会社関係の人、ただの友達、その他知り合いは、あなたのことを考えていないでしょうし、見てもいないでしょう。
よほど恨みを買っているならあり得るでしょうが、恐らく無いと思います。
変な態度を取られても過剰に気にする必要はない
会う人会う人、ほぼ毎日顔を合わせる人が、いつも丁寧な態度を取ってくれることはありません。
むしろ、素っ気ない感じ、ぎこちない感じ、威圧的だったりすることが多いのではないでしょうか。
人は勝手に機嫌が悪くなるもの
あなたが原因ではないのに嫌な態度で接せられたことはないでしょうか。
そんな時「自分何かしたかな?」と気にするものだと思いますが、そういう時は実際にあなたが原因ではない可能性が高いと思います。
例えば、“たまたま”数分前に誰かに嫌なことをされて、まだイライラが収まっていない時に話しかけてしまったのかもしれません。
相手に何かしたわけでもないのに変な態度を取られた時は、ただタイミングが悪かっただけで、こちらが気にすることはないものばかりです。
過剰に反応しないようにする
周りで起きたこと(音や光など)に過剰に反応してしまう気質(HPS)というものあります。(「HPS」については診断などもありますのでご自身でお調べください)
そうでなくても、今現在の気分や体調、直近であった出来事などで過剰反応してしまうこともあるでしょう。
だから、自分のことを理解しておくことも大切です。
自分の今の状態を把握しておく
ちょっとした一言に過剰に反応してしまった時、自分はどんな状態なのでしょうか。
「さっきちょっと嫌なことがあった」「最近寝不足気味である」「忙しくてイライラしている」などを考えてみましょう。
いつもだったら何とも思わないはずだけど、今ちょっとイライラしているから過剰に反応してしまっただけなのかもしれません。
自分のツボを押さえておく
誰しも“メンタルを乱されるツボ”というものがあります。
例えば、他の人は何でもない言葉が自分にとっては許せない言葉だったり、という感じです。
自分が言われたわけではないけれど、誰かがその言葉を言っただけでモヤモヤしてしまうことだってあります。
そんな風に気持ちが乱される場合もあるので、予め自分のツボを知っておけば、原因が何となく分かるので気にし過ぎることもありません。
まとめ:余計なことを考えても自分を傷つけるだけ
ちょっと反省するだけで良いのに、余計なことを考えてしまったり、気にし過ぎてしまったりして、自分自身をただ傷付けるようになってしまうことはあります。
無理にポジティブになる必要もありませんが、わざわざネガティブなことを考えるようになる必要もありません。
反省することは悪くはありませんが、変に歪めて自分を余計に傷つけることはありません。
ネガティブに考える癖が付いてしまったら、元に戻るには時間がかかるでしょうが、徐々に気にし過ぎないことに慣れていきましょう。