仕事のことで悩んでいる人は多いと思いますが、具体的にどんなことで悩んでいるかまでは、はっきりしていないのではないでしょうか。
悩みをはっきりさせることで、具体的な解決策を見つけられます。
このページでは、仕事で発生する可能性が悩み、その解決策をお伝えします。
給与の悩み
給与が低いことで悩みを持つ人も多いと思いますが、どの部分から見て「自分は低賃金で働いている!」と感じているのでしょうか?
因みに国税庁が行った29年度の民間給与実態統計調査では以下のようになっています。
低賃金労働をしている自覚は自然と表れる
「自分が低賃金で働いている」と自覚するのは自分で働いて生活をしていくと自然と分かってくるものです。
特に社会に出て1人暮らしを始めた人は、自分が世間と比べて高い給料で働いているのか、低い給料で働いているのかを理解するのは比較的早いのはないかと思います。
例えば学生の頃の友達と会話、食事に行った時に身に着けている物など、貧富の差を感じる機会は意外と身近で多かったりします。
お金の悩みは我慢と努力
「会社から受け取る給与が低い!」と嘆いても残念ながら何も変わりません。
今の給与に不安があるのであれば行動するしかありません。
・節約する
・昇進する
・副業する
・転職する
とありきたりな答えになりますが、これらが普通なのではないでしょうか?
「投資やギャンブル、宝くじで一攫千金」というのも考えられますが、不確定な部分が強くあまり現実的とは言えません。(投資は比較的安全なのもあるのでありと言えばありです。)
個人的には、会社で働きながら副業が1番良いのではないかと思います。(ただし「(比較的)定時で帰れる」「(しっかり)休日がある」というのが条件です。)
現状、「働きながら+副業」にチャレンジしようとしていても先ほどの条件が当てはまらなければ、できる環境を整える意味で、まず先に転職を勧めます。
会社の将来の悩み(不安)
今の会社がいつまで経営を続けられそうなのかを考えたことがありますでしょうか?
そこそこの企業に就職をしているからと安心するのは早いと思います。
例え会社が潰れることがなかったとしても、業績不振により自分がリストラされる可能性だって十分にありえます。
「就職してるから大丈夫!」という考え方は気が楽かもしれませんが、雇われている側として重要なことは、収入を得続けることができるのかが一番の働く目的(モチベーション)ではないでしょうか。
「自分はここで働き(給与をもらい)続けることができるのか?」という目を持ち日々、会社の様子を伺うことが大切です。
もし、会社の将来が危ういと感じる部分があれば、転職もしくは独立を視野に入れて動く必要がでてきますので、多くの判断材料が必要となってきます。
自分が勤めている会社がどんな状態なのかを見極めるための見方をいくつか紹介します。
給与の支払いの遅れ、ボーナスカット
この状態の会社は先が短いので見切りをつけても良いです。
“金の切れ目が縁の切れ目”という言葉があるように、労働者側と会社との縁は“お金”でしかありませんので、お金が切れた瞬間(不信感)が見切りをつけるタイミングです。
また、元々ボーナスがあったのにカットになった場合は、会社が傾き始めている予兆なのかもしれません。
しかし、次の年には回復なんてこともあったりしますので、転職をするリスクを負うのかしっかりと会社や世間の動きなどを気にしておきましょう。(「準備」はしておいても良いと思います。)
新入社員の離職率が高い
「若手の離職率が高い=労働環境が悪い」と見ることができます。
会社の将来的な面で見ると働き手がいないこと意味します。
つまり、会社に残った人の業務の負担が減らないので、必然的に終わらない仕事をずっとやる羽目になります。
自分の年齢的な部分で考えると、年々体力は落ちていくので無理な働き方はいずれできなくなります。
そうなると、過酷な労働環境であれば定年を迎える前に体や精神を壊し、働けない体になる可能性もあり、他にも家庭崩壊をまねいてしまう危険性もあります。
その前に残業代が支払われない環境であれば、会社の将来性を疑っても良いと思います。
自分の将来の悩み
仕事と関連して「自分の将来が不安だ」と思っている人は多いものです。
「今の会社でずっとやっていけるのか?」「自分は成長できているのか?」「自分がやりたい仕事ができていない」「給与が低い」など、自分の将来の悩みというのは外的な部分(今の労働環境)によって生まれるものです。
この「自分の将来の悩み」というのは、原因が沢山あり、漠然とした悩みであることがあります。
「自分の将来が不安だ」という悩みがあるなら
もし、今の会社にいて何となく「将来が不安だ…」と悩んでいるのであれば、何が不安なのか書き出し更にランキングを付けていくことです。
人の脳はこういった結論出ない悩みに対して弱く、頭だけで考えると堂々巡りで脳が疲弊してしまうだけです。
そのため頭で考えるだけではなく、問題の見える化して1つずつ自分の結論を付けていくことです。
例え明確な答えが出なくても脳の整理にはつながりますので、次のことを考え安くなります。
上司との相性の悩み
仕事において上司との相性はとても重要な項目です。
会社を辞めるきっかけとして「上司と馬が合わなかった」という理由で辞める人も多くいます。
上司というのは自分で選べるものではありません。
つまり「運」の要素がかなり高く、相性の悪い上司と一緒に仕事をすることになった場合は「不運」としか言いようがありません。
ただし、そのような場合でも行動を起こせば抜け出すことができる可能性は生まれますので、以下にいくつか例を挙げます。
異動を希望する
「もう耐えられない!顔も見たくない!(でも会社は辞めたくない!)」という場合、会社へ移動希望を出すことを視野に入れると良いです。
厳しい話、上司と部下の関係であれば、会社からの信頼度は部下の方が低く立場も弱いです。
こういった部分を考えると「あの人(上司)を異動させてください!」とは言いづらい部分があると思います。(何人もの部下から不評が続けばない話ではありませんが…)
そうなると、不本意かもしれませんが自分自身が異動願いを出すしか方法がありません。(または転職するか…)
この際に会社にはしっかりと理由は伝えておいた方が良いと思います。(ただし、感情的にならずあくまで相手が納得するような説明の準備をしておくことです。)
更に上の上司に相談する
少しハードルが高いかもしれませんが、自分自身を守るため、心地よく仕事をしたいと思っているのであれば更に上の上司に相談をしてみるのもありです。
職場を任されている上司であれば、職場が円滑に回ることを望んでいると考えられます。
そのため、自分が管理している職場はうまく回っていないのであれば、何かしらの手を考えてくれます。
上司をいきなり変えるとは考えにくいので、上手く行っていない上司との間を取り持ってくれたりしれくれる可能性が生まれます。
ただし、愚痴を言わないように気を付けましょう。
あくまで仕事に支障が出ていることを正しく伝えることが大切です。
職場の人間関係の悩み
退職の理由としてもよく挙げられる職場の人間関係。
よく職場の人間関係と聞くと上司との相性が挙がってきますが、これら以外にも後輩(部下)、同僚、先輩など上司以外の人間関係に悩んでいる人は多いです。
しかし、この職場での人間関係にはいったいどんな事がストレスとなっているのでしょうか?
コミュニケーションが取りにくい
一緒に働く仲間でありながらコミュニケーションをとりにくい(話しかけにくい)人がいる場合です。
例えば「聞きたいことがあるけど、その人はいつもバタバタしていてイライラしている。」です。
好んで「忙しそうな人」「イライラしている人」に話しかけようと思っている人は少ないのではないでしょうか。
しかし、仕事を進めるために聞かなければならない状況であると、話す時間はほんの数分なのに大きなストレスを抱えてしまうことになります。
この様な状況は「気の使い過ぎ」が原因となっているため、相手がどんな態度であろうが気にしないようにすることです。
ただし、話す内容はできるだけ簡潔にまとめておくことをお勧めします。
また、逆に「自分が(仕事の)話をしたいけれども上手く説明できない。」というのもストレスとなる場合もあります。
恐らくこの場合、頭の中の整理がついていない状況なのだと思います。
ただ、厄介なのは自分はなんとなく分かるけど、口で説明できないというもの。
この場合の対策法としては、とにかく簡単で良いので紙に書き出してみることです。
・自分が今から話したい内容は何についてなのか?
・結論は何なのか?
・状況説明(←これは大体でOK)
場合によっては順番が変わることがあると思うのですが、この項目にはめて説明を行うように意識をすると良いです。
自分だけ仲間外れにされていると感じる
これには2パターンあり、実際に仲間外れにされているのか、もしくは、そう思い込んでしまっているということもあります。
こうなってしまう原因は色々とあると思いますが、自分が「挨拶をしない」「ぶっきらぼうな態度をとってしまっている」などが挙げられます。
しかし、どちらにしても職場では仕事をある程度こなすことができれば大丈夫な訳で、そこまで気にすることではありません。
とにかく目の前の仕事に集中するし、もし人手が足りなければ上司に相談し、人を入れてもらえるように進言するなどすれば、そこまで悩むことではないのかもしれません。
やいやりがいが見つからない
仕事への不満として「やりがいがない」という人がいます。
この「やりがい」というのは人によって様々で、その人にとってそのことを行うことに対しての価値です。
つまり、「仕事へのやりがいがない」とは「仕事に対しての価値を見いだせていない」状態だと言えます。
繰り返しになりますが、やりがいとは人によって違うものですので「これが正解!」みたいなのはありません。
そのやりがいは「お金」、お客さんからの「ありがとう」、何かを作りあげた「達成感」だったりします。
自分がそれをやることに意味を見出していれば「やりがい」となると思います。
仕事との相性についての悩み
仕事でうまくいかないことが続いた時にどうしても「この仕事は自分に合っていないのでは…」と考えてしまうと思います。
こういった場合、どうしても考えがマイナスに働きやすく、考えも一方通行になっていることがあります。
しかし、実際は自分だけのせいではなく周りにも原因があったり、予測不能の状態となってしまうこともあります。
そのため、少しうまくいかないことが重なっただけで「この仕事に合っていなのかも…」と考える必要ありません。
大切なのは「起きてしまったことをしっかりと解決できるか」そして「同じ事が起きた時の対策を立てること」です。
そして、もう1つ大切なのは「自分はその仕事を続けたいのか」です。
ダメだと思っていては何も発展はありません。
後悔は最善を尽くした後でも良いのではないでしょうか。
評価に対する悩み
会社から評価されないことに対して悩み、転職を考える人も少なくはありません。
「こんなに頑張っているのに!」「あの人より仕事しているのになぜ!?」という思いから「会社の自分の評価が間違っている、この会社では正しく評価されない…」と会社を辞める人もいるほどです。
ただし、会社に対して「自分の評価はもっと高くても良いはずです!」と直談判しに行く訳にはいきませんし、言ったところで何も変わらないどころか、むしろ評価を悪くしてしまうでしょう。
では、そう感じてしまった時にどうすれば良いのでしょうか。
指示された以上にすることを心がける
これは非常に難易度が高いでテクニックです。
なぜなら、その作業がプロジェクトにどのように繋がっているのか、プロジェクトの全体を把握しておく必要があり、その上で指示を出した先輩や上司の考えていることを読まなければならないからです。
長くその仕事に携わっている人は、色々な事を経験している分、その作業の先に何が起きるのか(何が必要になってくるのか)を先読みできるので、簡単な指示でたくさんの準備をします。
先輩や上司に振られた仕事を終えた時に「これも必要だと思ったので準備しておきました。」と、報告ついでに一言いっておくと「お、こいつできるな。」と思われるのはないでしょうか。
ただし、これは熟練者だからこそできる技で、経験が浅い人には難しいことです。
しかし、経験が浅くともできることはあります。
それは「その作業に入る前に、その作業は何につながるのかを聞く」ことです。
先ほども書いたように先読みができる理由は、そのプロジェクトの全体を把握し、その作業がどのように繋がっているのかを知っているからです。
把握しきれない新人であったても、聞くことでプロジェクトに関係した資料などを借りられれば儲けものです。
先輩、上司に対して「仕事へ対する意欲」だけでなく「プロジェクト資料」を手に入れたことで、これから作業することがどんなことになっているかを把握でき(先輩、上司が欲しがっている資料を作るヒントを得られる)、さらにプロジェクトについて質問をすることによりコミュニケーションを取ることもできるからです。
これだけでも、やるとやらないでは大きな違いは生まれるのではないでしょうか。
資料を借りるに当たって聞き方は色々とありますが「この作業がどんなふうにプロジェクトに影響するのか(自分の意識的な部分を高めるためにも)を知りたいので、何かプロジェクトに関する資料などお借りできませんか?」が無難なのではないかと思います。
今の組織に必要そうなスキルを磨く
「この作業もうちょっと簡単にならないのかな?」と思ったことはありませんか。
もし、心当たりがあるのであれば、それを解決できれば会社は喜んでくれる(評価があがる)でしょう。
少し前であれば「サービス残業」が評価を上げるために多くの人がやっていたことだと思います。
しかし、働き方改革により「残業」は会社にとってマイナスになりつつあります。
つまり「残業して作業をダラダラやる人」ではなく、「テキパキと作業を終わらせ定時で帰ってくれる人」が評価されやすくなるのではないでしょうか。
また、「残業ばかりだった職場」を「残業なしの職場」に生まれ変わらせることができるスキルを持った人、マネジメントスキルを持った人が重宝されると思います。
自分の職場ではいったいどんな事が職場全体のストレスとなっているのかに目を向けると、意外と自分が解決できることであったりすることもあります。
もし、自分では解決できなさそうでも、勉強してみたり専門家に相談するなどして、職場を改善しようと努力すれば評価が上がるのではないでしょうか。
残業・仕事量の悩み
毎日残業している人の中で「毎日残業だ…」と嘆いて終わっていませんか。
そのままでは、残業地獄から抜け出すことはできないでしょう。
また「自分は要領が悪いから」などと嘆いている人も同じくです。
今や働き方改革で「残業」はマイナスの対象となりつつあります。
実質、残業はプライベートの時間を犠牲にしているので体や心への負担になっていることは確かです。
「忙しいからそんなこと考えられない!」ではなく、少しでも仕事を早く終わらせられる(プライベートの時間を作る)努力をしていきましょう。
作業タスクとスケジューリングでタスクの把握をする
残業が多い人は、タスク管理をできていない可能性があります。
タスクとは「自分がやるべきこと(仕事)」です。
つまり、自分がやるべき仕事を把握しきれていないのでダラダラと作業をしてしまったり、すでに手がいっぱいなのに仕事を請け負ってしまったりするのです。
紙でもパソコンやスマホのメモ機能でも良いので、まずは自分が抱えているタスクを書き出しましょう。
そして、優先順位を決め、カレンダーなどを利用してタスク1つ1つの期限を決めて(スケジューリングして)作業を進めていきましょう。(複数でのタスク管理なら「ガンチャート」がおすすめです。)
定時で帰りづらい環境であれば…
残業がマイナスとなりつつある世の中でも、未だに「定時で帰り辛い職場」があったりします。
しかし、ここは勇気を出して帰宅する選択をしてください。
残業をする方がデメリットが多いことを理解し、定時で作業を終わらせて帰宅できる状態にした自分を帰って早く休ませてあげることを優先しましょう。
もしくは「就業時間内は集中して仕事に取組み定時で帰るものである」という雰囲気を自分から出していきましょう。
定時で帰宅することで、自分のために勉強をしたり、ゆっくりとお風呂に使ってストレッチをして早く寝るなどして疲労回復に努めるなり、自分にとってメリットはたくさんありますので、そこをしっかりと理解することが「付き合い残業」を減らす意識を付けやすいのではないかと思います。
また、同僚などに「早く仕事進めるコツ」などを教えてあげ、一緒に早く帰るようにするのも1つの手です。
通勤の悩み
通勤の悩みといえば「満員電車」と「長い通勤時間」です。
この悩みから解放されるには「短い時間で通勤できる場所(会社の近く)に引っ越す」というのが一番手っ取り早いと思います。
ただし、都心に会社に勤めている人は会社の近くに引っ越せば必然的に家賃も上がってしまうので収入とのバランスを考えなければなりません。
「(家は返って寝るだけだから)お金のことを考えれば通勤は犠牲するしかないかな」と思うのも無理はないと思うのですが、「満員電車」には心身ともに(大幅に)体力を削られたり、早起きしなければならない&帰りが遅くなるなど、色々なリスクがあるので避けた方がよいでしょう。
通勤時間は30分~1時間と一般的には言われていますが、1時間であると行き帰りで2時間も時間を消費してしまうので、個人的には30分以内(もしくは家から会社まで徒歩約1時間以内)を目指して部屋探しをする方がよいと思います。
パワハラなどの悩み
ニュースなどでパワハラなどが取り上げられることが多い最近ですが、残念ながらパワハラが世の中から消えることはないでしょう。
世間で問題視されていても自分の周りでは関係なく、日常的にあったりすることを知っておきましょう。
そして、もし自分の身近でパワハラなどが起きているならば、どうするべきなのでしょうか。
無視をする(受け流す)ようにする
パワハラやセクハラなどは、物理的(暴力的)ではなく言葉であることが多いです。
言われて傷ついたり、ストレスを感じたりするのは当然ですが、無視するようにしましょう。
「なんで、被害を受けている方が我慢をしなければならないの!」と思ってしまいますが(思って当然ですが)、自分を守るためにパワハラ・セクハラをしてくる人をいちいち相手にしないことです。
耐えられないと思ったのであれば、退職もしくは各地の労働局に相談するなどの方法があります。
収入を得るためにやむを得ず仕事を辞められない場合は、1人で抱え込まずに相談を必ずしましょう。
証拠集めをする
パワハラやセクハラには基準と呼べるものがなく曖昧なありません。
しかし、第三者からの見てパワハラやセクハラなどと受け取れることであれば間違いはないでしょう。
また、しかるべき人・機関に相談する場合は証拠が有力となります。
なので、自分がパワハラやセクハラを受けていると感じられることがあれば、第3者がパワハラやセクハラと判断できるように証拠集めをしておきましょう。
例としては、パワハラ(セクハラ)をしてくる人と話すときは録音をしておくのが1番効果的でしょう。
また、文面として記録しておくのも手でしょう。
職場環境の変化についての悩み
人は環境の変化に意外と敏感でストレスを感じるものです。
恐らく、誰もが覚えがあると思いますが小学校を卒業して中学校に入る時や、高校や大学を卒業して社会人となった時のストレスなど、環境の変化によるストレスを感じたことがあると思います。
ただし、人には「慣れ」というものがあり、いつの間にかその場所に馴染んでいる、なんてこともあると思います。
その「いつの間にか」にはきっかけがあります。
少しでも会話をすること
コミュニケーションが苦手と言う人はもちろんいます。
ただ、環境が変わってから一言も交わさない、1週間に一言も交わさないということはないと思います。
毎回無理に話す必要はありませんが、たまには少し会話を持ってみると意外とそれだけで、その場に馴染む可能性があがります。
また、飲み会という場を利用するのも手です。
今や飲み会に誘うのはあまり良いイメージは持たれませんが、コミュニケーションとしての1つの方法として考えておくのは良いと思います。(ただし、誘い方には気を付けましょう。)
ストレスに耐えつつ日々を過ごす
繰り返しになりますが、環境の変化によるストレスは「慣れ」により解消されます。
しかし、今自分に降りかかっているストレスが大きすぎると、そのストレスに負けてしまう可能性もあります。
そのための心構えとして「環境の変化によるものだから仕方がない。慣れるまでの辛抱だ。」と考えておきましょう。
ある意味、洗脳になってしまうのですが環境の変化と感じている内は「慣れるまでの辛抱」として割り切ってしまった方が、後々冷静に考えられるきっかけになりますので、ここでしっかり体験しておくと良いでしょう。
取引先との関係性についての悩み
お客さんと会う時は緊張するものです。
それは「相手はお金を出してくれるから」という単純な考え方から出てくるものではないでしょうか?
だからと言って、いくらお金を出してくれる相手であっても、あまりに横暴で人が相手であれば、相手はしたくないでしょう。
しかし、中には「お金を払うのはこっちだから」と必要以上に圧力をかけてきたり、パワハラまがいのことを言って来たりする人は残念ながらいたりします。
取引とは「成果に対してお金を支払う」つまり「物(サービス)<お金」ではなく「物(サービス)=お金」なのです。
では、そんな人を相手にしなければいけない場合どうすればよいでしょう。
必要なことだけ耳に入れる
高圧的な取引先であれば面倒なことこの上ないです。
しかし、それに対していちいち腹を立ててはこちらの身がもちません。
もし、そのような面倒取引先の相手をしなければならない時は、仕事に必要な部分のみを聞くようにしましょう。
あとは大人の対応で。
幼稚な対応策かもしれませんが、相手を野菜か何かに置き換えて取引に挑んで行くのも精神衛生的に良い場合もあります。
相手の言葉からヒントを得る
得意先で常識的なお客さんを相手する場合でも緊張はするでしょう。
しかし、このようなお客さんでも求めていない商品であるとなかなか契約をしてくれない(しぶられる)ことも多々あります。
そういった場合は、相手が何を求めているのか仕入れることに専念した方が次につながりやすいと思います。
お客さんとしても信頼している会社から購入したいのは確かであるため、余程のことが無い限り契約の打ち切りはしたくはないでしょう。
ただしゴリ押しは、その先の契約に影響する可能性(信頼を落とすこと)に繋がりますので、その場合はムリに売ろうとするのではなく、得意先のお客さんがどんなものを欲しがっているのかをヒアリングし、その期待に応えられそうな物を提案することの方がお互いにとって良い関係を築くことができるでしょう。
ミスによる不安(自信喪失)
「仕事にミスは付きもの」とは言え、上手くいかないことが続いていれば自信を無くすのは当然のことでしょう。
一言にミスといっても大小はあると思います。
ミスをした後に大切なのは「落ち込み過ぎないこと」「慌てないこと」「対策を考えること」「次同じようなミスをしないこと」です。
ミスをしたからと言って必要以上に怯えたり、自分を責める必要はありませんし、それこそ悪いことです。
繰り返しになりますが、大切なのはミスしたときにどうリカバリー(冷静に対応)するかです。
ミスには必ず原因があります。
だから、落ち込むよりも、何故ミスしてしまったのかを考え対策を考えることを優先すべきなのです。
自信喪失は自分の気持ち(いわば自己満足)によるものです。
だから、落ち込むのはやめて、(1人で解決が難しい場合もあるので)早めに上司に相談しましょう。
やってしまったものは仕方ありませんので、例え怒られるとしてもそこは素直に謝り助力をお願いしましょう。
悔しいかもしれませんが、その悔しさを胸に次は上手く(同じミスをしないように)やれるように努力することです。