自分は必死で頑張っているつもりでも、なかなか結果が出ないことってありますよね。
そういったことが続くと頑張れなくなってくるのは当然です。
しかし、内心では「諦めちゃダメだ」「努力が足りないんだ」と考えてしまっていると思います。
その可能性は0ではないと思いますが「頑張る意味ない」とまで思っているのに、それ以上に追い込むのはあまり良い方法ではありません。
このページでは、頑張れない原因と更に追い込む前に考えた方が良いことをお伝えします。
頑張る意味がないと感じてしまう原因はギャップのせい
頑張る意味がないと感じる原因は、“自分が求めていた結果が得られない(非常に困難)と感じられた時”ではないでしょうか。
つまり、自分が思い描く理想とのギャップで自分の心が疲弊してしまうのだと思います。
例えば、
- 「もっと自分はできるんだ」と思っていて、実際は上手くいってない
- 時間と労力を使って資料を作ったけど、思ったような評価が得られなかった
- 頑張ったけど競争に勝てなかった
以上のように「頑張ったけど思ったような結果が得られなかった」と思ってしまうことが、「頑張る意味がない」と考えてしまう原因です。
「やり方」の問題だけではない
「ダメだった~」と嘆いていると周りに「やり方が悪いんだよ」と無責任に言う人たちが現れることがあります。
それも確かにあるかもしれませんが、ただ言う人だけの言葉に耳を貸す必要はありません。
その言葉を真に受けるとより一層、気持ちがマイナスへ向かってしまいます。
それにやり方の問題ではなく、周りより不得意なだけである可能性だってあるからです。
4種類の得意・不得意
何をするにも得意、不得意というのはあると考えています。
- 得意で好き
- 得意だけど嫌い
- 不得意だけど好き
- 不得意で嫌い
4種類に分けたのは便宜上分かりやすくするためで、実際は「得意でも不得意でもないけど好き(嫌い)」というような中間的な感覚のもあったりすると思います。
これが分かるのは、自分で感じたり、他人からの「これ得意なんじゃない」といような言葉から分かることもあります。
それに、自分自身が色んなことを経験したから、比較して分かることもあります。
続ける・続けないは自分で決める
これは「得意だけど嫌い」や「不得意だけど好き」にあたる部分なのですが、周りに「得意ならやればいいのに」や「不得意だからやめればいいのに」というようなことを言う人もいます。
単純に考えて言っていることは理にかなっている様にも思えますが、それを決めるのは自分自身だということです。
今不得意だとしても(他の人よりは時間がかかるかもしれないけど)経験を重ねれば得意になることもあります。
だから、例え不得意でも「好きだからもうちょっとやろうかな」と気楽に考えて良いと思います。
誰かにアドバイスを求めた時の注意点
繰り返しになりますが、続ける・続けないの最終判断は自分でしましょう。
あくまでアドバイスを聞くだけで、決定権を相手にゆだねることはやめた方が良いです。
「だから、辞めた方がいいよ」というのは、相手の経験則で話していることばかりの可能性もありますし、身近な人でなければ分かりえないこともあります。
お互いに話し合って決めることもあると思いますが、自分自身の行動しなければならないことであれば、(全てではないですが)決定権は自分にあります。
落ち込むだけじゃもったいない
色々とチャレンジした結果、不得意と分かって落ち込むのは仕方ありません。
しかし、落ち込むだけは非常にもったいないです。
やった結果、次どうするか(続ける・辞める)を考えたり、「次はこうしてみよう」と工夫してみたりと、色々な判断材料としましょう。
それに不得意でも挑戦し続けたのならば、その分だけ壁があり、それを突破するために色々と考えたと思います。
それをまとめて同じように悩む人を助けてあげることもできます。(もちろん自分にとっても助けとなります)
たくさんの不得意が得意を見つける材料になる
不得意を悟って、辞めて新しいことにチャレンジするのも得意を見つけ出す材料になります。
得意なことが見つけられず、焦っているのであれば色々と経験することで見つかる可能性があります。(もちろん、不得意を得意とする方法もあります)
そういった経験で「自分何やってもダメだな~」と思ってしまっても、細かく見ると「こういうのは他に比べて得意かも(好きかも)」というものが見つかると思います。
このように不得意で辞めたとしても、得意が見つかる材料になりえます。
周りとの比較を1番の判断基準にしてはいけない
周りと比較することが一番早いのは明確ですが、それだけで判断をしてはいけません。
あなたが比較している人はもしかすると、「たまたま得意だった人」かもしれないし、「コツコツと勉強をずっと前からやってきた人」かもしれません。
他人と比べるのは1つの判断基準であって全てではないので、多角的な視点を持って判断していくことが大切です。
何もかもが嫌で頑張れない時は
もう頑張れないほど疲弊しているのなら休むか、別のことに熱中するのが良いと思います。
心も体力と同じで制限があります。(電池をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません)
電池と同じで使い続ければ、エネルギーは減っていく一方です。
だから、しっかりと睡眠を取ったり、運動をしたり、好きなことを思いっきりやってみたりすることが大切です。
1日だけではなく、2日や3日やったりするもの良いと思います。
それに全部出来なくても、早く寝たり、軽い運動したり、お風呂にゆっくり浸かったりして、日々の疲れを少しでも軽減させるようにすると良いです。
自分なりの休息を探してみたり、やれてなかった方法を試してみたりするのも良いと思います。
「休み方」の参考になる本
[itemlink post_id=”2868″]マインドフルネスを利用した休み方で、ついつい頑張り過ぎてしまう人にも向いている本だと思います。
忙しい人でも活用しやすい方法も記載されているのでお勧めです。
まとめ:今の自分の状況を把握し、マイペースに進むことが大切
4つの得意・不得意を紹介しましたが、これらは結局は本人にしか決められません。
これを感覚的に覚えておくのも良いですし、きちんとメモして整理するのも良いです。
事あるごとに記録を取っていれば自分のこれからを考える材料にもなりますし、(ある意味)自分の事情を把握しているので、例え出来なくても必要以上に落ち込まずにマイペースに進むことが出来ると思います。
今回「頑張る意味がない」と思うほど打ちのめされてしまったと思いますが、それも立派な経験ですので、ただ捨ててしまうのはもったいないです。
ずっと頭の中に残しておくのも辛いと思いますので、紙などに書き出したりして記録だけを残しておきましょう。
きっとあなたの役に立つと思います。