「朝方人間」「夜型人間」という言葉を聞いたことあると思います。
「朝型の人は朝に強く、夜型の人は夜に強い」というように言われますが、単純に「朝と夜のどちらが活発なのか?元気なのか?」という認識ではないでしょうか。
しかし、この性質が仕事と関係があると考えた場合はどう感じるでしょうか?
このページでは、朝型・夜型にどんな性質があり、あなたの朝型か夜型かを見分ける方法をお伝えいたします。
朝型人間の特徴
朝型人間は一般的にポジティブな部分が多いようです。
好印象
朝型の人は朝日を浴びることが多いことから、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを生成しています。
人より幸福感が高いため、人当たり(協調性)が高いと言えるでしょう。
また、脳は起床から約3時間ほどで活性化すると言われております。
つまり、朝方の人が仕事に取り掛かるときには脳が活性化しており、周りから見ると「バリバリ仕事してるな~」「いつも明るく仕事してるな~」と言う様な印象を持たれやすいのかもしれません。
やせ形
夜中に何かを食べると太りやすいと言われていますよね。
朝型の人は夜遅くまで飲むことも少ないですし、食事も早めだと思います。
つまり、朝型の人は太りやすい時間帯には寝てしまっているので、必然的に太るリスクを避けることができていることになります。
夜型人間の特徴
夜型の人が明るい時間帯での仕事中は好印象は得られないかもしれませんが、夕方の時間帯からスイッチが入るので仕事以外で力を発揮できる可能性があります。
ただ、仕事の内容(日中ではない仕事)によっては普通に仕事で力を発揮できるかもしれません。
長く仕事ができる
夜型の人で日中の仕事に就いている人は、強制的に朝から仕事をすることになります。
そのため、朝はいつも眠そうだったり、気だるげだったりして朝方の人の様な好印象を持たれる機会は少ないのではないでしょうか。
しかし、朝方の人の集中力が切れるころに夜型の人の集中力が出てくるので、夜型の人は強制的に朝仕事をしている分、仕事の時間が長くなってしまいがちだと言えるのではないでしょうか。
夜の付き合いで話を広げやすい
朝型の人が日中に強いため人付き合いは仕事をしている時は調子が良いでしょう。
しかし、夜の付き合い(飲み会)は苦手だったりするのかもしれません。
夜型の人は終業時間あたりから調子が良くなるので、こういった付き合いは得意と言えます。
朝型・夜型というものはあるのか?
仕事中の日常会話でも「私、夜型だから夕方あたりから本領発揮するよ?」とはならないと思います。
そもそも朝型・夜型と言われる所以はどこからきているのでしょうか。
朝型・夜型は遺伝子レベルできまっている?
「Nature Communications」(イギリスの科学誌)に朝型・夜型に関する研究報告がありました。
しかし、研究方法に問題があるという指摘をしている記述もあり、遺伝子レベルで朝型・夜型の性質が決まるのかは定かではありません。
個人的には、遺伝子的な部分、生活習慣的(時代)な部分の両方が関係あるのではないかと考えています。
まとめ:自分の性質に合わせて仕事を探すのもあり
「朝型・夜型で仕事を決めるなんて…」と少し抵抗を持ってしまうかもしれませんが、選択肢に含めるのはOKなのではないでしょうか。
また、夜型の人の方がデメリットが多い印象も見受けられました。
日が落ちてから活発になるので、日の光を浴びれない(幸せホルモンを生成しにくい)ことや、太りやすいなどです。
もちろん、夜型であっても”創造性が高い”ことや“適応能力が高い”などのメリットもありますので、そのことを踏まえた上で、仕事との適性判断をすることも方法としては良いのではないでしょうか。
また、朝型・夜型にどちらにしても大事なのはしっかりとまとまった睡眠をとることです。
なるだけ自分の時間帯に合わせた睡眠をとるように心がけましょう。